ユネスコ世界遺産に登録された小笠原は自然溢れる亜熱帯の島。船でしか行かれない小笠原へは快適な大型クルーズ船のツアーでそうぞ!
小笠原クルーズの魅力
ボニンブルーに魅せられて

東京から南に1,000kmの太平洋上、大小30余りの島からなる小笠原諸島。ボニンブルーと呼ばれる小笠原特有の紺青の海が訪れる者の目を奪います。ボニンの語源は日本語の「無人(ぶにん)」。江戸時代まで「無人」と呼ばれその名の通り無人島だったこの島の最初の住人は、当時欧米からやってくる捕鯨船に水や食料を供給する為に住み着いた欧米人とハワイ人でした。彼らの間で日本語の「無人」が「ボニン」に変化したのだそうです。今も伝わる南洋踊りや小笠原古謡など、彼らによってもたらされた文化にユニークな小笠原の歴史を垣間見ることができます。
船でしか行くことのできない楽園

小笠原諸島へのアクセスは、主島である父島にも空港は無く、通常のアクセスは東京・竹芝桟橋との間に6日に1便程度運航している定期船のみです。
船でしか行くことのできない亜熱帯の楽園。同じ船ならば…ゆったり快適な大型クルーズ客船で行くのはいかがですか!?
ここでしか見られない!ユニークな生態系
小笠原諸島は「東洋のガラパゴス」と呼ばれます。その理由は、誕生以来、一度も大陸とつながったことのない「海洋島」であり、その環境の中で独自の進化を遂げた固有の動植物が多く見られるためです。世界でも稀な固有の進化様式の場として高く評価され、2011年6月に世界自然遺産に登録されました。また、クジラやイルカをはじめ多くの海洋生物も生息しています。






小笠原名物

アオウミガメ
小笠原諸島は国内最大のアオウミガメの産卵地の一つ。小笠原海洋センターの協力のもと、子ウミガメの放流も行われています。

南洋踊り
南洋貿易が盛んだった時代、小笠原から南洋諸島に出かけた人々が持ち帰り伝えた南洋諸島の踊りが南洋踊りとして伝承されました。南国らしいゆるりとした歌と踊りは東京都指定無形民俗文化財に指定されています。

タコノ葉細工
小笠原固有種「タコノキ」の葉を編み上げた戦前から島に伝わる伝統工芸。お土産品として小物やバッグなどを買うことができます。

島寿司
小笠原の郷土料理「島寿司」はサワラなど白身の魚を醤油やみりんでづけにし甘めの酢飯と合わせた握り寿司です。ワサビではなくカラシが付いています。
小笠原古謡
ゆるやかな独特のリズムと旋律が心地よい小笠原古謡は古くから島の住人によって口承で伝えられてきたものです。

父島名物!感動の「お見送り船」
父島出港時の風物詩、地元の皆様のお見送り。「さよなら」ではなく「いってらっしゃい」の掛け声、そしてクルーズ船と並走しての漁船によるお見送りと、感動と笑顔の素敵な出港風景を船上よりご覧頂けます。
小笠原の気候
亜熱帯に属する小笠原は年間を通して暖かく夏と冬の気温差が少ないのが特徴です。
父島(11月) : 最高気温25.6℃/最低気温21.3℃/平均気温23.5℃
東京(11月) : 最高気温16.3℃/最低気温8.3℃/平均気温12.1℃
(参考)※気象庁統計情報(1981〜2010)より
小笠原のクルーズ
主な寄港地情報
クルーズのコースによって寄港地は異なります。

- 写真はすべてイメージです。
- 写真提供:郵船クルーズ、商船三井、日本クルーズ客船、小笠原村観光局