三峡

長江から見る河岸の大パノラマは圧巻。中国の歴史を見つめてきた大河を豪華遊覧船でクルーズ!

見どころ

三峡クルーズとは?

まるで山水画の中にいるよう〈イメージ〉

三峡とは、長江三峡とも呼ばれ、中国の長江にある3つの峡谷「瞿塘峡(くとうきょう、8km)、巫峡(ふきょう、45km)、西陵峡(せいりょうきょう、66km)」の総称です。両岸に標高1,000~1,500メートルもの岩山が迫り、迫力満点。ダイナミックな景観を求めて毎年多くの観光客が三峡クルーズに集まります。

三国志の英雄たちが活躍し、李白や白居易が歌に詠んだ歴史の舞台を巡るロマン溢れる旅は人々を惹きつけてやみません。幻想的な景色の中を旅していると、物語や古詩の世界が身近に感じられてくることでしょう。

三峡クルーズマップ

遊覧船は5つ星

遊覧船〈イメージ〉

三峡クルーズは重慶~宜昌~上海間を運航し、運行区間は船会社によって異なります。

主な運航会社は、ニューセンチュリクルーズ(中国)、ヴィクトリア・クルーズ(アメリカ)、 長江海外クルーズ(中国)、揚子江総統クルーズ(中国)、中国ドラゴンクルーズ(中国)、東方皇家クルーズ(中国)、東方皇家クルーズ(中国)、リーガルチャイナクルーズ(中国)など。

所要時間は重慶~宜昌間は下り3泊4日、上り4泊5日。重慶~上海間は下り6泊7日、上り8泊9日です。

三峡ダム “ビフォー&アフター”

三峡ダム〈イメージ〉

1994年に始まった世界一の規模の水力プロジェクトである三峡ダム建設により、長江三峡地区の水位は上昇。2009年の完成時には最終的に70~110メートル上昇ました。

三峡ダムの閘門〈イメージ〉

その影響で流域の一部の地域は水没したり景観が変わったりしましたが、一方でこれまでは水深が浅く急流で小舟しか入れなかった流れが、水量の増加で遊覧船でも通航できるようになり、今日の三峡クルーズが可能となりました。

三峡のクルーズ

主な寄港地情報

長江流域には観光名所が目白押し! 壮大な歴史の舞台を旅していることを実感できることでしょう。

クルーズのコースによって寄港地は異なります。

センチュリー・パラゴン

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