船酔いについて

ほとんどの船には「フィンスタピライザー(横揺れ防止装置)」が設置されておりますので、不快な横揺れを感じることはあまりありませんが、船酔いが心配なお客様はご自身の体質に合った酔い止め薬をお持ちください。
※船内で酔い止め薬を処方する場合は、船医による診察が必要になります。(有料)
揺れの感じ方は人によって大きく異なり、ある人が「全く揺れないね」とおっしゃっているお隣で、別の方が気分が悪い、ということもあります。どんなに巨大な船でも水面に浮かんでいる以上間違いなく揺れますので「大きな船なので揺れません」という説明は厳密には正しくありませんが、離島航路などの小型客船の揺れをイメージされているのであれば、クルーズ船はそれよりは遥かに揺れないと言って良いでしょう。

船酔いの原因は気分的な要素が強いともいわれ、「酔うのではないか」と気にすればするほど酔う場合もあります。気分が少し悪いからと言ってキャビンで横になると、もっと悪くなることもあります。せっかくのクルーズの旅、船内イベントなど、積極的にお楽しみ下さい。

代表的な船酔い対策
  • じっとしていると揺れに敏感になりがちです。船内を散歩したり、デッキで新鮮な風に当たるのもおすすめです。
  • 遠くを眺める。大空や水平線を眺める。
  • 適度なアルコール飲料の力を借りて、目を閉じて安静にするか、眠ってしまう。

揺れの少ない海というと、日本では瀬戸内海です。内海で波のうねりもなく、揺れが比較的少ないので、乗り物に弱い方やクルーズが初めての方におすすめです。初めてのお友達を誘う場合にもおすすめ。きっとクルージングのファンになってくれることでしょう。

クルーズQ&A一覧