サリエーリ(サリエリ)に逢いにいく
サリエーリ(サリエリ)・ファン “サリエリスト” 待望の音楽鑑賞ツアーがついに登場!
『サリエーリ 生涯と作品』の著者 水谷彰良氏とともに、生まれ故郷レニャーゴを訪ね、
ヴェネツィアでサリエーリ(サリエリ)とモーツァルトのオペラを鑑賞、
生涯の大半を過ごしたウィーンなどサリエーリゆかりの地をめぐります。
旅へのお誘い
近年スマートフォンのゲームFGO(Fate/Grand Order)にアヴェンジャー(復讐者)として登場し、若者の人気を博すサリエリ。そのモデルはピーター・シェファーの戯曲と映画『アマデウス』に“天才に嫉妬する宮廷楽長”として描かれた作曲家アントーニオ・サリエーリ(1750-1825)です。史実のサリエーリは6歳年下のモーツァルトのライヴァルではなく、グルックの後継者として他の誰よりも高く評価されたオペラ作曲家でした。代表作は20歳で作曲した《アルミーダ》(1771年)、ミラノ・スカラ座の開場作品《見出されたエウローパ》(1778年)、パリ・オペラ座で大成功を収めた《ダナオスの娘たち》(1784年)と《タラール》(1787年)、シェイクスピアを原作とする《ファルスタッフ》(1799年)など。
生涯に作曲した41のオペラの半数がすでに復活を遂げ、日本でも昨年復刊した拙著『サリエーリ 生涯と作品』(復刊ドットコム)を通じて史実のサリエーリに対する関心が高まりました。今年10月にはヴェネツィアのマリブラン劇場にて、名門フェニーチェ歌劇場の制作によるサリエーリ《初めに音楽、次に言葉》とモーツァルト《劇場支配人》の二本立て公演も行われます。
このたび郵船トラベルの協力を得て、筆者を同行講師にサリエーリとモーツァルトのオペラをヴェネツィアで観劇し、サリエーリ生誕の地レニャーゴを訪ね、活動拠点ウィーンでゆかりのある歌劇場や施設を巡り、シェーンブルン宮殿オランジェリーの演奏会も鑑賞する「サリエーリ・ツアー」を企画することになりました。これに先立ち当サイトに「見るサリエーリ」を連載し、サリエーリの生涯と作品をヴィジュアルに紹介していきますので、旅に先立ち知見を深めていただければ幸いです。
ツアー同行講師 水谷 彰良
お電話: 03-6774-7940
郵船トラベル 音楽・美術ツアーデスク
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サリエーリ(サリエリ)に逢いにいく ※パンフレット準備中・送付予約受付中
連載 見るサリエーリ
ツアー同行講師 水谷 彰良氏のご紹介
- 略歴
1957年東京生まれ。音楽・オペラ研究家、日本ロッシーニ協会会長。フェリス女学院大学オープンカレッジ講師。『サリエーリ』で第27回マルコ・ポーロ賞を受賞。多数の論考を日本ロッシーニ協会ホームページ( https://www.akira-rossiniana.org/ )に掲載。
- 著書
『プリマ・ドンナの歴史』(全2巻。東京書籍)、『ロッシーニと料理』(透土社)、『消えたオペラ譜』『サリエーリ モーツァルトに消された宮廷楽長』『イタリア・オペラ史』『新 イタリア・オペラ史』(共に音楽之友社)、『ロッシーニ『セビーリャの理髪師』』(水声社)、『サリエーリ 生涯と作品』(復刊ドットコム)、共著に『オペラ・キャラクター解読事典』『新編 音楽小辞典』『新編 音楽中辞典』(共に音楽之友社)、『魅惑のオペラ』(全30巻、小学館)、『ジェンダー史叢書 第4巻/視覚表象と音楽』(明石書店)など。
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